転職基礎知識
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【施工管理の転職】後悔しないために知っておきたいメリット・デメリット

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建設業歴15年の現役ゼネコン社員が送る
施工管理 × 転職

・今の環境を少しでも変えたい
・転職で、もっと自分らしい生活を送りたい
・ワークライフバランスを改善し、プライベートを充実させたい

そんな悩みを抱えている方に向けて、この記事では施工管理の転職で得られるメリットと知っておくべきデメリットを解説します。

  • 「自分なんかでも転職できるのかな…?」
  • 「もし失敗したらどうしよう…」

と不安に思っている方も多いはず。でも、安心してください。
施工管理の転職市場は、今まさに「売り手市場」です。

施工管理の人に向けた「後悔しない初めての転職活動の進め方」の記事を読んでもらえば、正しいステップで進めることができます。

15年以上の建設業界経験を持つ私が、リアルな業界の状況と転職成功のコツをお伝えします。

読み終えたころには、自信を持って転職活動に踏み出せるはずです。

施工管理の転職事情【2025年最新版】

施工管理職は、慢性的な人手不足により転職市場で高い需要があります。
特に経験者は即戦力として歓迎され、好条件の求人も豊富です。

ただし、企業によって働き方や給与、社風は大きく異なります。
「とにかく転職すればいい」と考えると、ミスマッチのリスクも高くなります。

転職を成功させるためには、現状の市場を正しく理解し、丁寧な情報収集が不可欠です。

転職がしやすい理由

施工管理は比較的転職しやすい職種の一つとされています。その理由として以下が挙げられます。

  • 建設業界全体が慢性的に人手不足
  • 経験者は即戦力として評価されやすい
  • 業界内での転職はもちろん、異業種への転職も可能

施工管理の転職市場の現状

  • 求人数は豊富:建設業界全体が人手不足のため、即戦力の施工管理経験者は引く手あまた
  • 待遇の幅が広い:大手ゼネコンと中小企業、一次請けと下請けで待遇や労働環境が異なる
  • 未経験からの転職も可能:異業種からの転職者向けに教育体制を整える企業も増加

転職のメリット

転職のメリット
  • 収入がアップしやすい
  • ワークバランスが改善される
  • 人間関係のリセットができる
  • 自分の理想の働き方を実現できる

一般的に大手になるとどちらも改善されることが多いです。
大手なのに?大手なら忙しいのでは?と思った人は多いと思いますが、
実際は、大手の方が有休取得やワークバランスに力を入れてます。

収入がアップしやすい

  • 大手ゼネコン・デベロッパーへの転職で年収アップの可能性
  • 資格を活かして高収入の企業へ(1級施工管理技士、建築士など)
  • フリーランス・独立で単価を上げる選択肢もあり

わかりやすく生活が改善されます。
月5万円給料が上がるだけで、どれだけ楽になるかわかると思います。

例えば...

月収が5万円アップすれば生活に余裕が生まれます。

  • 4人家族で外食:2,500円×4人×4回=40,000円 → 余裕で行ける
  • 子どもの塾代:月3万円 → 負担がぐっと軽くなります

ワークバランスが改善される

  • 年間休日120日以上の企業も多数
  • 残業が少ない案件(官公庁・維持管理など)も選べる
  • 夜勤・休日出勤の少ない環境へ移行できる

当たり前ですが、1つでも達成できれば、体の負担も減りますし、休日の充実度が違います。

例えば...

月の残業時間が90時間→45時間
月の稼働日数22日
45時間/22日=1日2時間早く帰ることができる
21時までの残業が19時になる

1日あたり約2時間の余裕が生まれ、家族との時間・趣味の時間も確保できます。

想像してください。
施工管理のみなさんならわかると思いますが、「19時なんて早上がりじゃん」と思いますよね。
これを実現できるのが転職の魅力です。

人間関係のリセットができる

人間関係に疲れている人も多いのではないでしょうか。

  • より働きやすい職場環境を選べる(風通しの良い企業へ)
  • 職場の人間関係を一新できる(上司・職人・クライアントとの関係改善)

施工管理は現場ごとに人が変わる仕事とはいえ、根本的な職場の風土が合わないとストレスは溜まりやすいもの。
転職によってより風通しの良い職場を選ぶことが可能です。

自分の理想の働き方を実現できる

  • 地方移住・Uターン転職が可能
  • 異業種(不動産管理・施設管理など)へキャリアチェンジ
  • 副業・独立も視野に入れられる

施工管理で培った経験は、幅広い分野で活かすことができます。

転職のデメリット|事前に知っておきたい注意点

転職にはメリットもありますので、理解した上で転職することも大切です。

転職のデメリット
  • 思っていたのと違う転職の最大リスク)
  • 環境が変わる
  • 社風が合わないと再転職

思っていたのと違う転職の最大リスク)

転職後に「思っていたのと違う」と感じることです。

  • 求人票と実際の労働条件が違う
  • 想定より残業が多い、休日が少ない
  • 現場の人間関係が合わない

「思っていたのと違う」にならないための対策

これらのリスクを防ぐには、「企業のリアルな情報」を掴むことが重要です。

そのためには、転職に精通する転職エージェントを利用することが1番の対策になります。
また、その得た情報をもとに自分でも分析することでより「思っていたのと違う」になることは限りなく少なくなります。

環境が変わる(最初は精神的な負担)

勤務先が変われば、仕事が環境がガラッと変わります。
このことを考えてしまう人は多いのではないでしょうか。
私も転職を考えたときに思ったのはこの問題でした。
現場の人であれば、制服やヘルメットが変わります。今までの相談相手もいなくなります。

しかし、あなたは環境が変わることに対して免疫があります。
施工管理の人は「現場移動」「転勤」が一般的な会社員より多いです。職人さんなど初対面に合って仕事をするのに慣れています。

私も現場勤務のときは、現場移動が嫌で嫌でしょうがなかったです。
現場が変わると最寄りの駅も変わりますし、上司も変わる…
私は苦手でした。
しかし、あなたは現場を変わるごとに転職を繰り返していると同じ環境にいたということです。
施工管理で何度も現場を変えてきたあなたなら、新しい環境への適応力は十分にあるはずです。
「収入が上がる」「労働条件の向上」の2つのメリットの方が大きいのでここは正直我慢すべきです。

社風が合わないと再転職の可能性がある

社風の問題はゼロではないです。
次の転職が最初で最後の転職と思ってする人は多いと思います。
せっかく転職したのに、再転職が嫌だなと思うことは通常の考えです。

転職のミスマッチを防げる方法が、転職エージェントを利用することです。
みなさんもわかると思いますが、絶対にいい会社は見極めることができません。

Aさんには合う、Bさんには合わないなんてことは当然あります。
それが優良企業であってもです。

ただし、現状を打破するためには、転職をやらない理由はないです。

転職活動にデメリットはない

「転職活動をする=絶対に転職をする」ではないです。
活動を通じて、「今の会社でもう少し頑張ってみよう」と思えることもあります。
逆に、「もっと良い環境がある」と知ることで、一歩踏み出せる人もいます。
転職活動の唯一のデメリットは、時間を使うこと

でも、それで人生が好転する可能性があるなら、投資する価値は十分にあります。

次のステップ:転職エージェントの活用がおすすめ

転職を成功させるには、自分に合った求人との出会いが欠かせません。

建設業界に特化した転職エージェントなら
【建設業界専門エージェント 建築転職】

異業種へのチャレンジを考えているなら
【総合型エージェント JACリクルートメント

登録・相談は無料なので、まずは気軽に話を聞いてみるところから始めましょう。

【まとめ】転職のメリット・デメリット

転職のメリット・デメリットは理解できましたでしょうか。

転職のメリット

  • 収入が上がる
  • ワークライフバランスが改善される
  • 人間関係のリセットができる
  • 理想の働き方に近づける

転職のデメリット

  • 環境の変化に慣れる必要がある
  • 社風が合わない可能性
  • 想像と現実のギャップがある

今回の記事が、あなたの一歩を踏み出すきっかけになれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

ABOUT ME
リガ
リガ

転職コーディネーター
「施工管理の転職方法」を発信

建設業界歴15年

30代の大手ゼネコン勤務
妻と猫1匹との3人暮らし

〜 保有資格 〜
  ・一級建築士
  ・宅地建物取引士
  ・1級建築施工管理技士
  ・1級管工事施工管理技士  
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